妊娠をした女性は、それまでの生活では考えられなかった様々な苦労が増えます。
身が重くなるのは当然ですが、つわりや、四六時中お腹がぶつからないように気にしたり、転倒にも注意を払わないといけません。
肩こりや、腰痛、便秘といった症状が出てくる場合もあります。
僕は以前、整体と足つぼを職業としていましたが、その時から「妊娠と足つぼ」について興味を持っていました。
ところが、僕の知る限り、現在もそうですが、妊娠から出産までの長期間に渡る施術についての具体的な事例は聞いたことがありません。
(ネット上に個人的ないいだの、悪いだのというご意見はたくさんありますが…)
たぶんに、足つぼ(リフレクソロジー)業界は入れ替わりが激しく、足つぼだけで食べていける人は少ないので、長期的に観察できる土壌がないせいかなと思っています。
もしくは、そこまで深い関心をもてるテーマではないのかもしれません。
僕は整体もやっていましたが、それほど儲かるわけでもなく、日々暮らしていくのが精一杯で、確かに僕自身も余計なことを考える余裕はありませんでした。
そんな中、僕が「妊娠と足つぼ」に興味を持てたのは単純にこども好きだったからです。
昔「死神くん」というマンガの中で「こどもは世界の宝だ」というセリフがあったのですが、ものすごい共感をして、とにかくこどもは大切にしなければと思いました。
それ以前から、全ての赤ちゃんが元気に生まれて欲しいという想いもありました。
そんな僕の持論は、「足つぼは必ず妊婦さんのつらさの軽減に繋がる」でした。
当然、赤ちゃんへ何かをすることはできませんが、足つぼは体の内側へのアプローチなので、母体に対しては一助になる可能性が高いと考えていました。
そんな中、チャンスが訪れました。結婚を機に、うちの奥さんが妊娠をしたのです。
うちの奥さんは当時で38歳でしたが、結婚前から足つぼをしていましたし、継続して施術をすれば元気な赤ちゃんを産んでくれる実体験を得られると思いました。
結果としては、我が家は2人の子宝に恵まれ、小学生・幼児となった今も元気に過しています。
たった2件のケースですが、僕にとっては「妊婦さんでも足つぼはしていい」という結論に至った経験となりました。
以前より、この体験談を妊婦さんや整体師、足つぼの施術を行っている人へ発信できればと考えていましたが、子育てに追われずっとタイミングを逃していました。
この度、多少の時間が取れる機会があり、ブログという形で発信していきたいと思います。
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