実際どうする(注意点3)



④大事なのは泌尿器系・大腸


最後に「泌尿器系・大腸」です。これ、どちらも体に悪いものを排出してくれるとっても大事な部分です。
今時だとデトックス系とでも言うのでしょうかね。


足つぼでは、この内「泌尿器系」を最も重要視します。反射区で言えば「副腎〜腎臓〜尿管〜膀胱」までとなります。


副腎はホルモンバランスも司るので、忙しい時などは、ここの流れさえしっかり押していればいいかなという感じです。

実際、僕も時間がないときは泌尿器系だけ押したりしています。経験上、いくら押しても最後まで痛いのは泌尿器系なので、やっぱりここが一番重要なんだろうなという気がします。

妊婦さんも痛くない程度で、しっかりと押してください。


次に「大腸」です。


うちの奥さんの場合は、この反射区が肝でした。


女性で便秘気味という方は多いと思います。妊娠してから便秘になる方の話しも多く聞かれます。


うちの奥さんに限って言えば、以前から便秘がひどく、エバシェリーンという便秘薬を飲んでいました。

しかも、普通はスプーン一杯のところを三杯ぐらい飲まないと効かないというのです。

初めて知った時は「すごいな」と思いましたが、結構そういう方はいるみたいです。


問題は妊娠が分かってからでした。

お医者さんにエヴァシェリーンは飲んではダメと言われ、代わりに処方された酸化マグネシウムが全然効かないのです。

これは困ったということになったのですが、僕は足つぼで何とかなると思っていました。


実は、足つぼで「大腸」の反射区を押すと便通が良くなることを、過去に施術した方たちから伺っていたので、奥さんにも試すことにしました。


「大腸」の反射区を押すだけでも効果はありますが、便秘の際には最も大事なポイントがあります。


反射区の図を見ると、左右の足で四角い形をしていますが、90度に曲がった角が3つあります。

ここをピンポイントで深く押すことで便通が良くなります。
(妊婦さんは痛くない程度で押してください)


結果、うちの奥さんはこれを毎日することで出産までお通じに困ることはありませんでした。

エバシェリーン問題は解決です。

出産後も、軽めですが足つぼを継続しているせいか、未だにエバシェリーンを使うことはありません。


現役で施術しているときは、便秘は結果が分りやすい症状の一つでした。

当時はどうすれば結果が出るか試行錯誤していましたが、その時の経験が役に立ったのはとても喜ばしいことでした。


以上が、僕の経験を基にした、妊婦さんが足つぼをする場合の注意点となります。

みなさんの健康の一助になれば幸いです。

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