実際どうする(注意点2)



②痛気持ちいいではなく、気持ちいい強さで押す(禁忌)


禁忌とは「これはしないでね」という意味です。


妊婦さんに足つぼをする場合は2つ禁忌があります。その内の1つが「気持ちいいという思える強さで押す」です。


通常、足つぼは「痛気持ちいい」ぐらいの強さで押すことを良しとしています。
(あくまで僕が基本としている台湾式の場合についてです)

強すぎはいけまませんが、強く押せば押すほど効き目があると言われており、僕もその意見には賛成です。


ただ、強く押しすぎると足の中で炎症を起こしたり、糖尿病の方は壊疽を起こしたりする可能性もあるので、力加減はバランスを見て程々にするのが一番といった感じになります。

強く押しすぎると力んでしまい、TVで見る罰ゲームのような状態になってしまいます。

なので、この力加減がプロの腕の見せ所と言っていいでしょう。


妊婦さんの場合ですが、この「力み」が良くないと僕は考えています。

「力み」は呼吸を止め、筋肉が緊張している状態です。そんな状態を何十分も続けることは、赤ちゃんにとってあまりいいこととは思えません。

通常の施術では息をゆっくり吐いてもらいながら押せば、多少痛みを和らげることが出来ますが、妊婦さん関しては「痛み」要素は完全に排除すべきと思います。


僕は奥さんが妊娠する前から足つぼをしていました。

その時は「痛気持ちいい」と感じる強さで押していましたが、妊娠が分かってからは「気持ちいい」強さに変更しました。

奥さんは物足りいと感じていたようでしたが、出産まで弱押しを貫きました。



③生殖腺は押さない(禁忌)


ネットで「足つぼ 図」で検索すると、いろいろな「反射区」の図が出てきます。


「反射区」とは、足裏のどの部分が体の各パーツに繋がっているかを表示したものです。いろいろな図がありますが、大まかな点は一致しています。


その中で絶対に押さないで欲しいところが2箇所あります。「かかと」と「くるぶし周り」です。


図を見るとわかりますが、この箇所には「生殖腺(卵巣・睾丸)」「子宮・前立腺」の反射区があります。

足つぼは反射区を押すと、関連する臓器に影響を与えると考えられています。

よって、僕はここの反射区を押すことは禁忌としました。


「かかと」についてですが、「それだと歩くこともダメなのでは?」と言われそうです。

ごもっともです。妊婦さんは出来るだけ歩いたほうがいいと言われており、僕自身その意見は正しいと思いますし、賛成もします。

ただ、経験上「かかと」を押すと腰回りへの影響が強いことを知っていたので、リスクヘッジの意味合いで押さないことに決めました。


理屈で考えれば、妊婦さんでも「かかと」は押してもいいと思いますが、事が事だけに慎重な対応で望むのがベストと考えます。


以上が2つの禁忌となります。


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